言葉の重み
英語の表現で「Give my word」というのがある。

「I give you my word」というような使い方で、アメリカのテレビドラマ「24」なんか見ていると、ジャック・バウワーがよくこれを言っている。大抵、「そんな口約束信じられるかい!」って場面で、あのキーファー・サザーランドがあの眼差しで言い切っている台詞がこの「I give you my word」なのだ。

それを訳すとどうなるかと言うと、まあ「約束する」とか「絶対だ」とかになるのだが、これらは意味としては正しいが、何となく伝わらない気がいつもしてしまうのは、多分文化の違いなのだろう。

直訳すると、「自分の言葉を相手に与える」ということだから、言葉だけ訳すと「俺がそう言ってんだからさあ」という以上の意味はない。「お前がそう言ってるのが何なんだ?」という部分が実は文化の領域で、そこにある暗黙の了解によって意味が違って来る。

日本の文化には「口約束」という言葉がある通り、どちらかと言うと言葉だけの約束が軽んじられているような気がする。「口約束なんか信じて」とか「口約束だけじゃあ」とか言う表現があること自体、言葉があまり重みを持たないことにならないだろうか?「武士に二言はない」という表現も、裏を返せば武士以外は二言があって当たり前だったからかも知れない。

それに対して、「俺がお前にこう言ってるんだ」ということが強い拘束力のある表現として成立している文化では、多分言葉の重みが違うんだろうと思う。どっちかって言うと、そういう方がカッコイイと思うかな。まあ、文化というのはもっと他に色々あって、日本の文化にも素晴らしいものもあるから一概には言えないけど。

でも、さすがにキーファー・サザーランドのあの眼差しは真似できなくても、少なくとも「俺がこう言ってんだから」とか「あいつがそう言うのなら」という言葉の重み、信頼性は個人的に身につけたいかなあ。やっぱりそれがカッコイイですもんね、ちゃんとした責任のある大人なら当然という気もするし。まだまだですけどね。エッ、何?キーファー・サザーランドって俺より年下なの?ウッソーっ!
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by martano | 2008-05-30 21:02 | 社長のひとりごと
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