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今週の木曜、3月4日から春メニューになります。今回も季節の野菜など、いろいろと取り揃えました。一部メニューの写真を掲載いたします。皆様のご来店をお待ちしております。

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by martano | 2010-02-28 16:56 | マルターノ新着情報
アホよばわりで済む話か?
亀井ネタの連投で申し訳ない。ただ、この人を金融担当大臣にしておくのは、非常にリスクが大きい。民主党も是非考えてもらいたい。民主党に政権を取らせようとした人々は、亀井氏にこんな重要なポストを与えることを意図したわけではないだろう。

で、亀井発言だが、私は数日前の朝日でこれを読んで目を剥いた。ネットに記事が載るのが遅れたので、すぐにリンクできない関係で今日まで書かなかったのだが、こんな人物が金融担当大臣であることに正直不安で仕方がない。

http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201002120502.html

外資系格付け会社が日本の長期国債のアウトルック(見通し)を格下げしたことに関して、それに影響されることを「アホ」呼ばわりしたのだ。そっくりそのままご本人にお返しする。レベルの低い八つ当たりをする前に、その影響についてもう少し冷静に考えて貰いたい。単に日本の国債の9割以上が日本人に保有されているからと言って、「海外格付け会社が勝手にやっていること」とは切り捨てられるほど簡単な問題ではないのだ。

まさか亀井氏が知らないはずはないと思うが、バーゼル合意およびバーゼルII合意の自己資本比率規定によると、自己資本比率計算の分母となる資産を算出する際、リスクウェイトという重み分けが行われる。これはつまり、資産に計上するにあたり、リスクの小さいものはその0%、大きいものは150%まで計上しなければならない、という取り決めだ。

バーゼルII リスクウェイト〜金融庁

わかりにくいかもしれないのでもう少し説明すると、自己資本比率というのは、自己資本を資産で割ったものだ。通常金融機関は自己資本以外に資金調達をして資産を買うので、総資産額は自己資本よりはるかに大きくなる。BIS規制とは、この自己資本比率が8%を切ると、国際取引ができなるなるという取り決めで、当然それを上回るようにしなければならない。資産が大きければ分母が大きくなり、自己資本比率が下がる。しかし、同じ資産でも、その質によって、分母に組み入れる率が変わるというのがこのリスクウェイトの考え方だ。そこで重要になってくるのが格付けなのだ。

中央政府発行の債券のリスクウェイトは、スタンダード&プアーズの格付けで言うと、AA(-)までがゼロ、つまり、全く分母に入れなくても良いことになっている。米国債の格付けはAAAだが、日本国債の格付けはAAだ。それが妥当かどうかはまた別の議論としてここでは触れないが、日本国債がもう1段階格下げされると、AA(-)になる。実は過去にも一度、2002年に引き下げられたことがある。AA(-)というのは、リスクウェイトゼロのギリギリの格付けで、もしその下になると、リスクウェイトは20%になる。そうなったらどうなるか?

日本の金融機関が持っている膨大な日本国債の20%が分母に組み入れられ、自己資本率を下げることになる。日本の国債発行残高約675兆円のうち、民間銀行が36%程度を保有しており、そのさらに20%がリスク資産となれば、全体で約50兆円分が一気に分母に組み入れられることになる。各行への影響はそれぞれの保有額と自己資本額を精査しないとわからないが、国際取引ができなくなる銀行が出ても不思議ではない。さらに、新たに買う国債の20%が常にリスク資産に計上されるのでは、銀行もホイホイ買うわけにも行かず、国債の消化にも影響が出る。もちろんこれがすぐに起きることではないと私も思っているが、何があるかわからない。

考えてもみて欲しい。S&Pもムーディーズもアメリカの格付け会社だ。アメリカの金融筋は強大な力を持ち、政府を通じて自分たちが最大利益を上げる枠組みを作ろうとしている。リーマンショックを見ればよくわかる。彼らはCDSという、低い格付けの債権を集めて固め、それを松竹梅にスライスしてAAAの債権を作り出し、リスクウェイトというルールを最大限利用した。そうして膨らみ放題膨らんだ資産が劣化し、最終的に破裂したのがリーマンショックだ。だが、彼らは必ず次の一手を打って来る。自国の利益を最大限に追求し、他国を蹂躙することなど全く厭わずに。何故なら、これは国際金融を舞台にした戦争なのだ。相手の手を冷静に読み、隙を見せてはならない。「アホ」などとタカをくくっていると、いつ足下をすくわれるかわからない。すくわれたら、我々全員が痛い目に合うのである。亀井さん、あなたにその職が務まりますか?
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by martano | 2010-02-16 22:42 | 社長のひとりごと
ゆうちょで米国債?!
 実は扱いが小さく、私も今日まで気がつかなかったニュースですが、昨日の新聞にこんなニュースが載っていました。

http://www.asahi.com/business/update/0204/TKY201002030498.html

 亀井金融・郵政改革相が、ゆうちょ銀行の運用を米国債や社債に広げる考えを示した、というニュースです。小沢幹事長の記事ばかりが多くて、この記事がこんな扱いなのは、大新聞が事の重大性をわかっていないのでしょう。日経は読んでいないのでどの程度の扱いだったかわかりませんが、いずれにしても、これはとんでもないことだと思います。何がって、社債はいいです。問題は米国債です。これがいかに危険なことか、是非わかっていただきたいです。

 実は、日本はすでに、膨大な量の米国債を保有しています。これは、90年代から繰り返された日銀によるドル買い、円売り介入の結果、100兆円もの外貨準備高を積み上げ、その多くを米国債で運用しているからです。しかし、これには大きな問題が二つあります。一つは為替リスクの問題、もう一つは米国債の信頼性の問題。

 為替リスクはシンプルです。100兆円分ものドル資産を持てば、1円の変動で約1兆円のリスクが生じます。実際に私は91年から04年までの為替介入のデータをもとに、その持ち値を計算しましたが、その結果平均レートは110円前後、つまり、今は90円前後ですから、すでに20兆円の差損が発生しています。一時話題になった外為特計の埋蔵金ですが、基本的にこの差損に備えるためのものであり、当時20兆円ほどと言われたものは、きれいに吹っ飛んでなくなった計算です。

 もう一つのリスクは、米国債のデフォルトリスクです。アメリカの国債がデフォルト(債務不履行)を起こすことなどあり得ないと笑うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?米国財務省証券の発行残高は約7兆ドルで、その半分以上はすでに海外勢が保有しています。つまり、米国内だけでは、米政府の借金を賄えないということです。今まではアメリカ政府への信頼から、米国債が安全な投資とされてきましたが、明らかに様相が変って来ています。オバマ政権は、今後数年間にわたり、年間1兆ドル以上の赤字を出す予算を組んでいます。デフォルトがあり得ないというのは、あまりにも楽観的過ぎないでしょうか?

 仮にデフォルトがないとしても、日本は非常に弱い立場にあります。7500億ドルもの米国債を保有し、その額は世界第二位。第一位の中国と合わせて全体の20%以上を保有しています。もうすでに大き過ぎて売れない状態です。日本や中国が米国債を売ろうものなら、相場は崩壊するでしょう。自分で自分の首を絞めることになるから売れない、そんな資産を「持っている」と言えるのでしょうか?

 結果的に、日本は80兆以上のお金を無期限にアメリカに貸し付けたまま、国内にはお金が回っていません。これだけでも非常に大きな問題なのに、さらにゆうちょ銀行(原資はほとんど国民の貯金)の運用先を米国債に広げるなど、日本には何の利益も生まない施策だと思います。

 亀井大臣が米国債を買うリスクを甘く見ているのも恐ろしいですが、もっと恐ろしいこと、すなわち、それをわかった上で米国の意向で動いている、というのではないことを祈るのみです。
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by martano | 2010-02-06 00:11 | 社長のひとりごと


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