某銀行に振込に行った。時間は2時45分。何とか本日中の振込は間に合いそうだ。
ところが金額が大きいため、ATMでの振込ができない。最近になって、生体認証以外のキャッシュカードの利用限度額が、引き出し、振込とも少なくなっている。例えば生体認証カードが1000万円に対して、普通の磁気カードは50万円という具合だ。(個人引き出しの場合) 仕方なしに窓口に回る。何とか3時5分前までに順番が回って来たのでこれで大丈夫と思いきや、「明日のお振込でよろしいですか?」と聞かれる。やはり来たな。そう来ると思った。そこで「いや、今日の振込で」と答える。すると「今日はそれで処理しますが、次回から2時までにお願いします」と言われる。ここで「わかりました」と素直に答える私ではないのは皆さんご存知の通りだ。「それはどうして?」とお約束の突っ込みを入れる。返って来た答えは、窓口の電信振込はATMネットワークへの手入力となるので件数が多くなると間に合わない可能性があるから、ということでした。なるほど。納得できたようなできないような。 いや、何かがおかしくないっすか? それは、「3時まで銀行が開いているのにもかかわらず、一定の金額以上の振込を当日中にするには2時までに振り込まねばならない」というだけのことではなく、あくまでも提供側の論理だけで物事が動いてしまうことが。銀行にしてみれば、ATMネットワークがそうなっているのだから仕方ないというかもしれませんが、そこがむしろ問題です。銀行業界全体でその方向に動けば(というか彼らは常に横並びなのだが)、私たち一般利用者に選択肢は存在しません。 普通の業界ではそんなことは通用しませんよね。あくまで提供側の論理を押し通すなんてことは。だって、お客様には選ぶ権利と選択肢があるんだから。でもそれがない業界って、一体誰がそんなことを許しているのでしょう?そこに切り込む力のある人が職務怠慢なのか、それとも私たちが行動しないからなのか?
by martano
| 2006-08-22 03:50
| 社長のひとりごと
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